※かなり悍ましい実話ですので、未成年の方の閲覧はご遠慮願います。
夏の風物詩と言えば、やはり幽霊ですよね。
そんな真夏の、お盆の真っ只中の今日のお話です。
いやぁ…昼間でも、あんな悍ましい体験、するんですねぇ…。
最近、蝉の死体、多くないですか?
会社の喫煙所(屋外)にも、やはり、その死体がありましてねぇ…ひっくり返っているんですね。
それでね、蝉の死体の話になりましてね、社内の皆と。
私はふざけてね、佃煮にして食べれば良いんだよ〜なんてね、言っていたんですよ。
でぇ、まあまあそんな馬鹿話をしながらね、ちょっと席替えがあったんでね、隣の席にね。
朝からやり始めた訳ですよ、せっせこと。
机拭いて片付けてって。
でぇ引き出しの中にまだちょっと前使っていた方の荷物なんかあってね、それも整理してぇってやっていて、一応中も雑巾で拭いて…ってしていたらねぇ…
なんか、あれ?って思ったんですね?
何かね、羽が見えるんですね。
あれれ?って。
いやいや待てよ…と。
でね、もう一度ね、雑巾で奥を拭いた時に…
あっー!
って。
もぉ一瞬にして寒気が来ましてねぇ…
そこにね…
蝉の死体があったんですよ…。