春
家の庭にタンポポが。つべこべ言わずに、春なんだねぇ。
春って、やっぱ卒業、って感じでね?どぉあがいても、やっぱそんなでね?
いやね、ふと感じたのが、春=別れ・卒業って何で?って。入学や入所、新たな出会い、芽生え、生命の誕生を匂わすはずが、別ればかりがクローズアップされぎみ。
人間、出会いより、やっぱ別れ?
確かに、この世に生を受けるも、その時点で着実に死に向かってんだもんね。
人間、悲観主義なんだろね。
恋愛だって、恋してる時より、基準は別れた時でね?過去に残るのって、そぉでね?
別にだからって訳でないけど、人間はどこかで自虐的なもんを求めてるんだなって。
だから、春の儚い咲き乱れる桜にときめいたり、蛍の光に心和んだり。
本能で、死を実感してるんかな?
俺は、やっぱ生きたい!とことん俺を生きたい!
俺はこの世に一人の、この世の一人なんだから。