伝えられない言葉。
おはよう、ミナミ、チュッ!
ワタライ君、うちの子供達も「ワタライさんと行ったプール行きたい!」って言ってます。
んぢゃ、今年もいきまっしょい!
さて、そんなワタライが夢に出て来た。
僕とワタライ、周りの人達も軍服だ。
これからワタライ以下数名は、戦地に向かうところだ。
二度と戻れぬ、「特攻隊」として。
幼い頃からのワタライに、僕は何と言えば良いのか。
「死ぬな」とは言えない。「戻って来い」とも到底言えず。
涙は、堪えても溢れ出てくる。
声にならない声で、本心とは真逆の言葉が、苦虫を噛み潰す様に繋ぎ出る。
死んで来い。
国の為だ。
立派に散って来い。
来世でも、また会おう。
伝えたいのに言えない言葉。
たかだか夢でもこんなに苦しいのに…。
夏も近づくと、この手の話しで悲しくなりますね。
今日は天気。