魅針
時は騒乱の江戸末期。
針職人の三栖屋秦兵衛(みすやしんべえ)は、時の移り変わりに心憂い、また、日々の単調な仕事に自身の行く末を案じ仕事もままならない状態になっていた。
丁寧に一針一針仕事に勤しんでも大した対価とはならない。
ふと、「針がもっと速く刺せ、しかも均一に、正確に…そんな機械があれば…もっともっと売上を伸ばす事が可能なのでは…!?」と思い立ったが早いか、そこら中の加治屋を巡り部品は頼むは、道具は買うは…。
頼まれている仕事もせずに、一心不乱に機械を造った。
町中の皆は「
あーーー…めんどくさいぃ……。。。
針の機械造りに魅了され…魅了…針…で魅針(ミシン)。
三栖屋の「み」と、秦兵衛の「しん」で「ミシン」。
ってネタ考えたけど…もぉーめんどくせーーー。
めんどーで進まな〜い。
正に「未進」。