掴めそうで掴めない雲の様…。
足立区新田。鹿浜橋の袂の団地。
小学一年の俺は、自転車を放り出して寝そべり、空高く頭上の雲を眺めていた。
形を僅かに変えながら、風に任せて流れている。
それを眺めるのが好きだった。
時間を忘れ、没頭した。
あれから30年。
思えば遠くへ来たもんだ。
明日は井口倶楽部の指導。佐々木のセコンド。
こんな大人になるなんて、全く思わなかった。
足立区新田。鹿浜橋の袂の団地。
小学一年の俺は、自転車を放り出して寝そべり、空高く頭上の雲を眺めていた。
形を僅かに変えながら、風に任せて流れている。
それを眺めるのが好きだった。
時間を忘れ、没頭した。
あれから30年。
思えば遠くへ来たもんだ。
明日は井口倶楽部の指導。佐々木のセコンド。
こんな大人になるなんて、全く思わなかった。