井口的詩的感情的井口論

釣りとハロプロネタがメインのちょっと格闘技が好きなおっさんのブログ笑

読者感想

ちょいと贅沢して700円で購入しました。
著者の「前田健」てのは、あややのモノマネするあの「マエケン」。「ハートキャッチプリキュア」の振付もしてるってんだから、本当に多種多芸なゲイ能人ですよね。

内容は九つの短編小説なんですが、主人公は全て「アブノーマルラバー」。ゲイ、マザコンロリコンアセクシャル…等々。それらの物語なんだけど、すげぇ…と思うのが、一人の人間が書いたとは思えない夫々個性や言い回しってぇの?がはっきりくっきり出ているの。何人もの作家が集まって寄せ集めてってのとは違うんだし、喜多嶋隆みたいに皆同じに見えちゃう訳でもない。

馬鹿だ阿呆だ思われるが、何気に文才ある気でいる私だが、これは出来ない…!って脱帽…。

映画やドラマ、俳優なんてすげぇとも何とも思わない。キムタク?屁ですか?
けど、マエケン同様「すげぇ」と感じたのが、「仮面ライダー電王」の「良太郎」を演じた「佐藤健」。これも一人で何役かをきっちり演じていて、すげぇ…なと。あ、お互い「健」繋がり…。

ちなみに、「佐藤健はゲイ」だと疑わない俺す。

で、何が言いたいかってぇと、ゲイとか所謂「アブノーマルラバー」って、物事を多角的・多面的に捉える能力に長けているのでは?って思うの。
それってなかなか出来ないと思うの。先天的だろうがなんだろうがね。俗に言う「普通(ノンケ)」の人じゃワカラナイカンジナイ電波をキャッチ出来るんだから、それはやっぱすげぇ能力だべな。

でもさぁ、各国には各種「アブラバー」が共存共栄している訳でしょ?ノンケも含めて。なのに何故カギカッコ内が神や宗教になると戦争しちゃうんかなぁ?

まぁ色々と溢れて来るんですよ、読んだら。

興味ある方は是非。

小中学生の諸君、夏休みの自由研究にどぅだい?大学生、卒論にいかがでしょうか?
どこか殻を破りたい大人、上野・鶯谷・五反田等に行ってみたら?