スタート
本日はコウケンの入学式でした。
ふと自分の入学式を思い出した。
中学や高校ん時のも。
それに自衛隊の入隊式の事も。
校舎にならぶ満開の桜を眺めていたら、こんな風に思えて来た。
全ての事は「スタート」で、「ゴール」はないんではないか?
って。
卒園や卒業。退社。退く。辞める。己の意としない場合も含めて、全部「スタート」なんでは。
例えば、「死」をゴールとする考えは予てより在る(人生をマラソンに例える等)が、その先にやって来る死後の世界(かなり抽象的だが)への「スタート」だと考えれば、前向きに老後も生きられるのだろうし、怖さも軽減するだろ。
今思ったが、「般若心経を唱えれば、誰でも浄土へ行ける」と唱えた宗教は「死」を「スタート」と考えているのでは?
全てを「スタート」と切り換えて生活すれば、誰でも前向きに生きる事が出来る。
思えば、越谷のジムを追われ、ゼロに行き、そしてまた追われ。その都度凹んだり、怒ったりしたが、今思えば、それがあったからこそ出会えた人々もいるし、自分を磨く事も出来た。
禍転じて福と成す。
今は思えなくても、「スタート」と考えていれば、何も引きずる事はない。
桜を見て、そう思った。